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マットスプレー:アスファルト下地のポイントと補修方法
アスファルト下地はでこぼこしているためローラーは不向きですし、溝にバインダーが溜まりやすくになります。
チャピンポンプを使うと万遍なく奇麗に撒くことができ、施工時間も短縮出来ます。
コンクリート下地の場合のバインダーの量はベースハードナー1袋に対して、2.0Lですが、アスファルト下地の場合は2.5L入れます。そうすることにより、固着がよりよくなります。(ネタ材の粘性は水の量で調整して下さい。)
仕上げのシーラーを塗るときは、手早く1,2回の動作で確実に塗って下さい。シーラーを塗るとタールが浮いてきますので、何度もローラーで塗っていると黒ずんで汚れが広がってしまいます。
また、使用するローラーは必ず「長毛」タイプを使用して下さい。吸い込みが多く、一度にたくさんの面積が塗れますし、おうとつにも対応出来ます。
「住宅展示場」で、資材を置くために敷き鉄板が3,4ヶ月置かれたままの状態だった箇所が上の写真のような状態になってしまいました。
この現場の下地が「透水性アスファルト」だったため、下に溜まった雨水の出口が塞がれ、常に半乾きで乾燥出来なかったため起こった白華だと思われます。
また、敷き鉄板のサビも附着しています。
白くなった部分をこすったり、酸で洗い落とそうと試みましたが、取れませんでしたので、今回は「チャコール」色をスプレーしました。色をつけたいだけで、厚みは持たせたくないため、通常のネタ材よりは柔らかめ目の配合で行いました。吹きつけ時は、ガンを地面近くに持ちピンポイントで吹いていきます。
目地部分と同様に厚みを持たせたくないので、通常のネタ材よりは柔らかめ目の配合で吹きつけています。
あとは、通常通り上塗りシーラー2回塗って頂ければ完了です。