MAT最新ニュース
凍害警報発令!!
寒さが厳しくなり、マットスタンプ施工時の「凍害」の被害がいくつか報告されておりますので、凍害対策をご紹介させて頂きます。
生コン業者への発注の仕方も注意しましょう。
必ず「特殊な施工をするから、必ずスランプ8を持ってきて下さい。」と釘を刺しておいてください。生コン業者によっては、いい加減な場合もありますので、何度も確認をしておくことがポイントです。冬場に水が多いコンクリートで施工を行うと日中に水分が十分乾燥せず、凍害の一番の原因になります。
冬場は「コンクリートの強度」をモルタル分の多い27N/㎠以上のものを発注して下さい。モルタル分が多いと水引きが良く、硬化が促進されます。
コンクリートを打設してカラーハードナーを撒く前に、余分な浮き水は取り除いておきましょう。吸収力の高い業務用のスポンジ(スイトール)などを使うと上手く水だけを取り除くことができます。
厳しい寒さの場合は早強コンクリートを使うのも良いでしょう。
ただし、製品によって硬化時間や性質が異なりますので、熟知した上で注意して使用して下さい。
凍結防止剤(耐寒剤)を添加できる地域の方は、そのようなリクエストをして下さい。ただし、取扱いにご注意して使用して下さい。
1日目の作業が終わったら、冬用の養生マットを敷いておくのも効果があります。気温が下がりマイナスに近づくのは深夜から朝方にかけてです。養生マットをしておくだけで、温度低下をやわらげることが出来ます。風に飛ばされないように注意して使いましょう。