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MAT最新ニュース

【第525回】「マットスプレー」と「マットスタンプ」の冬季対策

寒さが厳しくなってきましたが、冬季対策をしていますか?
施工不良の原因にもなりますので再度ご確認ください。

MATSPRAY

プロパンバーナーを使用する
冬季の施工で問題となるのが “乾きの悪さ” です。吹付け材をスプレーしたあと、完全に乾くまでの待ち時間が夏に比べると数倍にもなります。そこで、待ち時間を減らす方法としてプロパンバーナーのご使用をお勧めします。それにより、施工時間をかなり短縮させることが出来ます。ただし、下記注意事項を厳守してください。

◆バーナーの口を下に向けて使用する。
◆バーナーの口を絶えず動かしながら使用し炎が一点に集中しないようにする。
◆炎が透明で見えづらいため床との距離を十分にとって使用する。
建物付近での使用は控える。

● 吹付け材に使用する水を温める
冬季に冷たい水をそのまま使用すると、硬化が遅くなり固まるまでに時間がかかります。時間を短縮するために温めた水のご使用をお勧めします。

  1日目の作業が完了したらブルーシートで覆っておく
夜露が降りそうなときには、1日目の作業完了後に吹いた箇所をブルーシートで覆っておくと、夜露を避けることができ、2日目の作業にスムーズに入れます。

白華の注意

ベーススプレーの色をチャコールにする場合、白華が原因で施工後白っぽくなる場合があります。
スプレーカラー(チャコール)を通常より1.5倍程度使用し、ベーススプレー材の色は濃いめに作ってください。

MATSTAMP

「スランプ8」の生コン発注を徹底する
生コン業者への発注の仕方を注意して下さい。「特殊な施工を行うので、必ずスランプ8をお願いします。」と何度も確認をしておくことが重要です。

コンクリートの強度は24 N/㎟以上を発注する
冬季はコンクリートの強度が高い(モルタル分の多い)生コンを発注してください。モルタル分が多いと乾きが良く、硬化が促進されます。

早強コンクリートを使用する
厳しい寒さの場合は早強コンクリートを使うのも効果的です。


必要な方はPDFをダウンロードしてください。また、総合資料にも記載していますので、ご確認ください。

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